先月なのですが、イマヌエルオーケストラ（Immanuel Orchestra）の演奏を聴く機会がありました。演奏だけでなく、彼らの背景に触れて、胸が熱くなる時間となりました。

イマヌエルオーケストラは、タイ・バンコクのクロントイ・スラムを拠点とする、子どもたちによる弦楽オーケストラです。2000年、スラムの教会でノルウェー人の宣教師が子どもたちにバイオリンを教え始めたことが原点とのこと。クロントイ・スラムの居住者数は10万人と推定されており、住民の多くは低所得者で、非正規住宅、インフォーマル経済、雇用の不安定性といった条件下に暮らしており、都市化の波・地価の変動・開発圧力の中にあります。厳しい環境にありながら、音楽を通して自分の可能性を見つけ、仲間と努力を重ね、やがて舞台で演奏するまでに成長した子どもたちが中心となって活動しています。貧困や差別、薬物、犯罪など、多くのリスクに直面する子どもたちが、音楽という希望と出会い、未来を生きていく…そんな子どもたちの一生懸命な演奏はとても素敵でした。

彼らの活動は、NPO法人シャイン・フォー・ユーが支援しており、在東京タイ王国大使館も後援しています。

音楽は良いですね。私は昔、ピアノを習っていました。あの頃は練習が嫌だったけれど、大人になってまた弾きたくなり、時間を見つけて練習しています。うまく弾けないけれど、ピアノの音に癒されて、無心になれるので、私の貴重なリラックス時間になっています。笑
音楽は国境も言語も環境も越え、人と人を繋ぐ大きな力を持っていますね。

イマヌエルオーケストラの演奏に、私自身とても心を動かされ、励まされました。
大変なことばかりだけど、また頑張ろう…と素直に思える時間となりました。笑

忘れたくなくて、ブログに書きました。
また機会があったら聴けるといいな。