県議会議員になって3回目の一般質問ですが、やっぱり緊張しますが、今までで一番、早口にならずに質問できました。笑 前向きな答弁を引き出すことができた質問も、難しかった質問も…多くの方に力をいただき、やり切ることができました。
① DV・ストーカー加害者への対応
- 被害者の安全を最優先にしながら、加害者の行動を根本から改善するような、精神医学的・心理学的アプローチが同時に必要です。
- 医学的治療や心理プログラムにつなげる体制整備を、民間団体、警察と連携し、加害者への対応強化を求めました。
② 子どもの権利侵害への対応
- いじめや虐待など、ケアが必要な子どもが増えている中で、声を上げられない子どもがいます。
- 子どもが「相談していい」と思える分かりやすい情報発信と、第三者機関による権利救済の必要性を訴えました。
③ 精神疾患のある方への医療提供体制の充実
- 精神疾患と身体の病気を併せ持つ「身体合併症」の治療体制には課題があります。
- 精神科と一般病院の連携強化や、行動制限(身体拘束)の最小化を進める取組の後押しを求めました。
④ 職員の柔軟な働き方の推進
- 人材確保と定着のため、柔軟な働き方は自治体にとっても不可欠です。
- 現在、県庁では、育児と介護を理由に週休3日制を選択できますが、一部の職員に限定せず、全職員を対象に検討すべきと提案しました。
⑤ 防災対策におけるフェーズフリーの推進
- 日常使いのものを災害時にも活用する「フェーズフリー」は、無理のない防災の鍵となります。
- 若い世代にも届く啓発と、関係施設への優先調達など、県自らが率先して導入する姿勢を求めました。
⑥ 高齢者救急の体制づくり
- 高齢化により、高齢者の救急搬送は今後さらに増加が見込まれ、あらたな地域医療構想においても必要性が示されています。地域の実情に応じた医療連携と、公的病院が果たす役割の明確化が必要です。
- 高齢者救急への県の考えを問いました。また、県西地域など高齢化や地域医療の課題が大きい地域においては、ICTを積極的に活用することを提案しました。
⑦ 小出川の整備と維持管理
- 洪水対策など、護岸整備を着実に進めることは、住民の安全確保のためにも重要です。
- 近年、外来植物である「ナガエツルノゲイトウ」や「セイバンモロコシ」が急速に拡大しており、放置すれば川の流れを阻害し、河川環境に影響を及ぼしかねません。草刈りや土砂撤去など、地域と連携した継続的な維持管理の強化を求めました。
⑧ スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの資質向上
- SCやSSWなど、子どもを支える専門職の役割はますます重要です。
- 研修の充実と現場の声を反映した体制整備により、専門性が発揮できる環境づくりを求めました。
④の職員の柔軟な働き方の推進については、神奈川新聞の1面に掲載いただきました!Yahoo!コメントでも多くの反応があり、皆さんの関心の高さがうかがえました。 業務が特定の職員に偏らないか、チームで支え合う意識が十分に共有されているか等の課題もありますが、家庭との両立に加え、地域活動やボランティアなど、地域に関わる時間を生み出す可能性もあると考えています。引き続き、皆さんの生活に寄り添った政策の提案を目指して頑張ります!